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2017年04月28日

ヴィンテージのティプルをハイオクターブギターにコンバージョン!Martin T-28 1925年製 Conversion to High Octave Guitar by CraftMusica 

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 1925年製 Martin T-28 をハイオクターブギターにコンバージョンしました。
 ティプルとは戦前のアメリカの民族音楽で使われた楽器で、4コース10弦のテナーウクレレサイズの楽器です。1コース,4コースが各2本の弦の複弦、2コース、3コースが3本の弦の複弦で主にコードストロークで鈴鳴りのような効果を出す楽器でした。チューニングはオープンチューニングであったり、ウクレレチューニングであったりしましたが、張力が強かったり、弦た手に入らなかったりで、マーチンのビンテージ史においては存在感はあるのですが、現代で使う方はほとんどいないのが現状です。
 製作は高い木工技術持ち、アメリカンルーツミュージへの造詣の深いクラフトムジカの高山康夫さんにお願いしました。クラフトムジカの6弦ウクレレは当店でも取り扱っておりますが、非常に質が高く、小さなボディーながら音量が非常に大きいのです。そのノウハウを生かしていただこうと考えました。ただ、高山さんはこれまでハイオクターブギターを製作したご経験はありませんでした。
 今回当店としては6弦ウクレレではなくハイオクターブギターという形態にこだわりました。ハイオクターブギターとはあらゆる音が通常のギターの1オクターブ上の楽器ということです。ギター弾きにとっては通常弾いているコードフォームやソロのプレースタイルがそのまま使えるため、アンサンブルに対して非常に楽に入っていけるというメリットがあります。
 未知への挑戦、こちらの無理な注文を見事にやり遂げていただきました。使用する弦も高山さんが色々と試行錯誤の末、これというものを見つけてくれました。ご購入される方には細かくご説明致します。
コンバージョンの内容としては、新しいネックとブリッジ駒を製作の上、ネックリセットとブリッジ駒のリプレイスをしています。楽器本体の細かな傷みもついてに万全に修理しています。オリジナルのネックとブリッジ駒はお渡ししますので、理論上は元に戻すことも可能です。
ハカランダサイドバックの響きはなんとも言えません。90年以上前の楽器です。
サウンドは動画を参照ください。
トップ:スプルース
サイドバック:ハカランダ
ネック:マホガニー
フィンガーボード:エボニー
ブリッジ駒:エボニー
ナット&サドル:牛骨
ナット幅:45mm
スケール:432mm
パーフリング:ヘリングボーン(オリジナル)
ペグ:ゴールデンエイジ
販売価格\378,000
セミハードケース付き

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posted by LAST GUITAR at 19:27| Comment(0) | 入荷情報

2017年04月17日

Gibson Southern Jumbo 1949年製入荷です。驚異的な鳴り!ネックリセット済みのプロも納得の弾きやすさ、まさにプレーするためのヴィンテージギターです!!

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1949年製 Gibson Southern Jumbo の入荷です。
 1943年にJ-45の上位機種として発売された機種です。スプルーストップにサイドバックがマホガニーというのはJ-45と同じですが、フィンガーボードのインレイはダブルパラレログラム、ボディを縁取るマルティプルバインディングなど特徴的な仕様で、人々を魅了してきました。
 47年からは指板にバインディングが入り、48年からはモダンタイプのヘッドロゴ、49年にはアッパーベリーブリッジへと変わりまさに本器同様の仕様となります。近年にリイシューされる際もこの仕様として作られることがほとんどで、まさにサザンジャンボの黄金期と言えます。
 ブレーシングはスキャロプされており、倍音豊かな鳴りをしています。ギブソンフラットトップといえば男っぽい無骨なサウンドを想像しがちですが、きらびやかで繊細な音も出せて、まさにオールマイティーなアコースティックサウンドを感じさせます。音色は動画を参考になさってください。
 日本国内のコレクターの方に大切に保管されてきた楽器で、定期的にメンテナンスされていますので、プレイする楽器としてのコンディションは非常にいいです。国内の有名修理工房にてネックリセット,
フレット交換、ナットサドル牛骨交換がされており、現在の弦高は6弦12Fで2.5mm,1弦12Fで1.7mmと、ハイエンドギター並みの調整がされています。ネック角度も申し分ないです。現在フレットはローフレットでほんの少しの減りがある程度です。

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70年近い歳月が経過しておりますので、それなりに傷はあり、ピックガード付近がピック傷により木地が見えていたり、トップ板のピックガード右脇に大きなクラック修理跡、バックに2箇所クラック修理跡があったりしますが、塗装の大部分はオリジナルでオーラがあります。ペグは近年のクルーソンに交換されております。オリジナルペグは付属します。
プレーヤーの方に自信を持ってオススメできるギターです。驚くほど弾きやすいです。
トップ:スプルース
サイドバック:マホガニー
ネック:マホガニー
フィンガーボード;ハカランダ
ブリッジ:ハカランダ
ナット幅:43mm
スケール:24 3/4インチ
販売価格\598,000(税込)
ハードケース付き


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posted by LAST GUITAR at 19:06| Comment(0) | 入荷情報

2017年04月16日

1954年製、初年度生産のGIbson J-160Eが奇跡の入荷、トップ単板です!

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1954年製 Gibson J-160E の入荷です。
 1954年から生産が始まったJ-160Eですので、発売初年度のギターとなります。
 もともとカントリーミュージックを大きいホールで音量を出して演奏することを目的として発売されましたが、ビートルズのジョンレノンとジョージハリソンが使ったことでロックシーンにも鮮烈な印象を残しました。ヴィンテージ市場でも非常に人気のあるギターです。
 トップ板にピックアップをマウントするという構造から、ハウリングを抑えることを考慮し55年からは合板のトップ板に変更になります。単板トップは54年と55年の初期のみになりますので、大変希少です。
 
 ですので鳴りが一般的なJ-160Eの鳴りよりも大きく、サスティーンがあり、なんとも言えないビンテージトーンの味わいがあります。サウンド動画を参照ください。

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全体的に使用感はあり、塗装のウェザーチェックは多くあり、打ち傷も数カ所ありますが、クラックやその修理跡はなく、50年代の個体としては非常に優秀です。ネックヒール付近に黒いストラップピンが打ってあります。ピックガードの端にほんの少しの浮きが見られます。ペグはゴトウ製のクルーソンタイプに交換されています。ピックガードとロゼッタの間がピック傷により塗装が剥げています。
国内有名工房にてフレット交換と、ナットを牛骨にて交換する修理を行っており、非常にシビアに弾きやすくセッティングされております。現在の弦高は6弦12Fで2.4mm 1弦12Fで1.6mmです。その先にブレーシング剥がれの修理も行われており、当時と同じニカワで接着しています。
国内コレクター放出品ですので、非常に大切に保管されてきており、管理上の安心感はあります。今後アメリカ買い付け品でこの価格でこの状態のものをご用意するのは難しいと思われますので、お探しの方はこの機会をお見逃しなく!
トップ:スプルース単板
サイドバック:マホガニー
ネック:マホガニー
フィンガーボード:ハカランダ
ブリッジ:ハカランダ
ブレーシング:ラダー
ナット幅 : 43mm
スケール: 24-3/4"(約628.65mm)
ペグ:ゴトウ製クルーソンタイプ
ロゼッタ:1リング
ピックガード:オリジナル
ピックアップ:オリジナル 1Vol 1Tone
近年のギブソンのハードケースが付属します。
販売価格\498,000(税込)
ハードケース付き

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posted by LAST GUITAR at 22:10| Comment(0) | 入荷情報
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