ジャズギターの王道モデルの入荷です。
ギブソンカスタムショップ、メンフィスファクトリー製のGibson Memphis 1959 ES-175D のVintage BurstとVintage Natural の新作です。
当店オーダー分が上がってまいりました。
Custom Shopメンフィス工場にてリサーチ&デベロップメントの責任者に着任して以来、そのヴィンテージギターの知識の豊富さから数々の銘器の再現を試みているマイク・ヴォルツ氏がプロデュースした、究極の復刻モデルです。
ヴォルツ氏は、このモデルを完成させる為に自らの私財をはたいてオリジナルの1959年製ES-175を購入。細部に亘る形状は勿論、使用されていた材の構成等を綿密に分析、そのルックスのみならず枯れた温かみのあるサウンドまで再現したその探究心は、従来のギブソンファクトリーには無かったマインドで、革命的な仕事を続けています。
ヴォルツ氏は、「Gruhn’s Guide To Vintage Guitars」の著者としても名高いジョージ・グルーンの工房スタッフとして、数多くのビンテージ・ギターなどのリペアを手掛ける。
1984年にナッシュビルのギブソン社にルシアーとして入社、チェット・アトキンス本人のギター制作など多くのモデルを任されたキャリアを持っています。
本器の特徴は、カッタウェイ部やアーチ形状、シルエット等ヴィンテージから採寸されたリアルなシェイプを実現し、胴深の厚いフルサイズ・アーチトップのエレキギターとしてハウリングを抑える為に開発されたオリジナル同様、メイプル+ポプラ+メイプルのPlywoodをトップ&バックに使用。
また、オリジナルを分析したヴォルツ氏自身も驚かされたという、当時同様の単板のメイプルをサイドに使用。独特の生音を生み出しています。
また、50年代当時の道具を探し出し、手作業で太い金属を曲げてオリジナルそっくりに作り出した”ZIG-ZAG”テールピースを採用。長きに渡り再現が不可能と思われていたパーツを再現しました。
50年代後半の初期型ハムバッカー『PAF』に近いトーンを実現する為、PUには57Classicを採用し、アルニコIIマグネット独特のボディー鳴りをそのまま活かしたサウンドを生み出しました。 、ヒストリック・シリーズでお馴染みのBumble Beeオイルコンデンサーのレプリカ、CTS500kポットを採用。深みのある芳醇なミッドレンジと共に、トーンを絞っても張りのある美しいサウンドを生み出します。
ニトロセルロース・ラッカー塗装が施され、VOS(Vintage Original Spec)と呼ばれる緩やかに年季を重ねたようなテイストに仕上げられています。
Gibson Memphis 1959 ES-175D Vintage Burst ¥438,000
Gibson Memphis 1959 ES-175D Vintage Natural \478,000