

東京都杉並区の浜田山に工房を構えるHUMPBACK ENGINEERINGの代表戸田高弘氏によって、ジャパンヴィンテージの銘器を、現代的なハイエンドギター並の演奏性へカスタマイズすることで蘇らせる企画"Reborn"シリーズの当店入荷第6弾です。
今回,満を持しての登場はGrecoの銘器SE1200です。1981年当時の最上位機種で、12万円という家格はUSAフェンダーと方を並べるほどで、当時の気合いが感じられます。ネックには極上のカーリーメイプルが使われていいますが、これは当時のカタログではフレイムグレインメイプルを呼ばれており、1200にだけ使われた木材です。アルミピックガードやオールラッカー仕上など手間とコストが惜しみなく注入されています。




ピックアップはRawVintageなどの上質なレプリカピックアップを使うことが多いリボーンシリーズですが、今回はオリジナルピックアップを生かしています。SE1200に搭載されているSQUEEZE(スクイーズ)と呼ばれるピックアップは、オールドフェンダーのデータお細かく解析し、シンプルな構造の中に秘められたメカニカルなテクニックを当時の技術を結集して再現したピックアップで、ハイゲインで切れが有り、その中にも暖かさがあります。今弾いてもヴィンテージファンを唸らせるフィーリングを持っています。
その他のモディファイの内容は
フレット をJescar 43080 Stainless (JD6230に対応)に交換
ナットをタスクへ
ペグ をGOTOHロトマチックタイプへ
スプリングをRawVintage Tremoro Springsへ
サーキット交換とローノイズ加工
ポット、スイッチ交換
さらにいつも通りReborn シリーズの肝である1mm以下の弦高セッティングを余裕で実現する、高精度のフレットワークを施しています。ネックか角度とテンションのバランスをモダンギター並みに調整してあります。ネックを外さずにトラスロッドの調整も出来るような加工もいつも通りです。


ソフトケース付き
販売家格\148,000(税込)