1978年製 Gibson ES-335TDの状態の良い個体の入荷です。
オリジナルはブランコテールピースの仕様ですが、演奏性を考えてかストップテール仕様に改造されていました。ペグはUSAグローバー102Cに交換されておりましたが、だいぶ消耗しており精度に問題がありましたので当店にて新品のGover102NVに交換致しましたので、雰囲気もよく、ストレス無くチューニングしていただけます。
ネックはメイプルの3ピース、小さ目のブロックポジションも60年代から続く特徴的なルックスで、335の風格を感じさせてくれます。
ピックアップはオリジナルで、タールバック(Tar Back)とも呼ばれるSeriesZをマウントしております。
タールバックならではの中域のハリを感じる芯のしっかりしたサウンドで太く、トーンコントロールによっては甘いサウンドも出せます。
1977年から81年初頭まではボディ上部にコイルタップのトグルスイッチが搭載されますが、本楽器もその仕様です。音色がドラマチックに変わるので、サウンドバリエーションが多彩で、プレーヤーにとっては人気の高い仕様です。それゆえに中古市場での個体数は多くありません。
しっかりと腰のあるサウンドなので、ジャズやブルースといったスタンダードな使い方はもちろん、ファンクやロックでも使い勝手の良いギターだと思います。
これなりに使用感はあり、塗装の剥げている箇所や、バインディングの黄ばみなどありますが、フレットは85%以上残っており、ネックも申し分無いストレートです。トラスロッドも両方向に稼働可能です。
ポットは全て近年もののCTSに交換されておりますので、ガリなどは一切無く、安心してお使いいただけます。
※今後ご購入されるお客様のプライバシー保護の観点から、ヘッド裏のシリアル番号の一部を隠して写真を掲載しております。ご連絡いただけましたらシリアル番号全体をお伝えすることは可能です。何卒ご理解のほどよろしくお願い致します。
重量:3.75kg
オリジナルハードケース